募集・告知

2025年度『愛の鳩賞』顕彰募集要項

公益財団法人山新放送愛の事業団
2025年12月

顕彰の趣旨・目的

山形県内で心身障がい者、ひとり親家庭、高齢者、児童等の地域福祉を真剣に見つめ、困難な状況の中でもその進展に寄与するため、地道な活動を続け、かつその成果を挙げ、地域に愛の輪を拡げつつある個人・グループ・団体・学校に対し、これを顕彰しその労をたたえるとともに、地域福祉に広く理解の目を向け、県民の愛の運動の拡大につながることを期待し、お贈りするものです。

主催

公益財団法人山新放送愛の事業団、株式会社山形新聞社、山形放送株式会社

顕彰対象

(活動の範囲)
  • 山形県内に在住、または本拠を置くものとし、以下に該当するもの。
    自主的に、新たな発想による福祉運動を積極的に推進し、地域に定着させ、その輪を拡げて効果をあげている個人・グループ・団体・学校、またはこれを支援した人々。(学校のカリキュラムとして行う活動を除きます)
  • 社会福祉に従事し、その底辺を支えて黙々と努力し、明るく、かつ善行・美談にとどまらず地域ボランティアの推進的役割を果たしている人。
  • 社会的ハンディがある中、自ら努力して立ち上がり社会に復帰し、さらに地域社会に明るい希望と力を与えて、他の模範となっている個人・グループ・団体、またはこれを支援する人々。
  • 在宅者や施設利用者と地域住民の交流を深めながら地域福祉の実現を積極的に推進し、その活動を定着させ成果を挙げているボランティア、またはその推進者。
(活動内容)

山形県内の地域福祉向上のため、心身障がい者、高齢者、ひとり親家庭、子どもに係る福祉、教育、ボランティア活動に真摯に取り組み、その活動に地道に尽力する個人、グループ、団体(NPO法人を含む)、学校とします。
2025年4月1日現在で活動実績が3年以上あるもので、将来にわたりその活動が継続し、かつ内容が拡大しうると認められる方とします。

(顕彰回数に関して)

愛の鳩賞顕彰は、原則1回限りとします。
ただし、かつて在籍した学校や団体において、その代表や構成員として在籍した際に、愛の鳩賞を受賞した場合でも、当時の受賞理由と異なる活動内容を実践しており、他の募集条件に適う場合に限り、応募、推薦を受理いたします。なお、選考の際は、過去の受賞理由は加点しません。あくまでも現在の活動状況を選考の対象とします。

(愛の鳩賞顕彰対象とならないもの)
  • 過去に愛の鳩賞を受けた方。
  • 営利を目的とするもの、または営利につながる可能性が高い活動を行う個人、団体。
  • 宗教・政治活動を行う個人、団体。
  • 個人、または団体構成員の利益を高める目的の同好会的活動で、地域社会との関わりが十分に持たれていないもの。
  • 地域文化や伝承芸能の継承、環境美化、環境保護を主たる目的とし、福祉に関わる活動を 副次的に行う個人、団体。
  • 教育カリキュラムや自己研鑽の一環としてボランティア活動が行われているもの。

表彰

受賞者には、賞状、記念品『愛の鳩レリーフ』、副賞(個人10万円、団体20万円、学校・学生ボランティア15万円)を贈呈します。

推薦・応募提出期限

2026年1月16日(金)17時59分

推薦・応募の手続

〇提出書類

(1)『推薦書兼申請書(A4サイズ)』に必要事項を入力し、Excel形式のものをメールで必ず提出してください。PDF形式のものは認めません。

(2)活動実績がわかる書類等を必ず添えてください。メール、または郵送応募いただいた書類等の返却は出来かねますので、予めご了承下さい。

※『推薦書兼申請書』は、下記よりダウンロードしてください。

〇提出時の注意点

(1)『推薦書兼申請書』(必ずメールでExcel形式のままお送りください)

選考資料としてそのまま利用します。フォントの大きさは、20pt以上で入力ください。行数が収まらない場合は、レイアウトを変更しても構いませんが、文字が見切れたりしないようご注意ください。
個人・学校・学生・地域青少年ボランティアは、必ず推薦書を添えてください。

(2)『活動実績がわかる書類』

活動実績等を確認するため、『申請書兼推薦書』に次の書類を必ず添えてご提出ください。

○活動概要…年間スケジュール、会報、会則、定款
○新聞、広報紙、雑誌等で紹介された場合はそのコピーなど。
○活動状況…パンフレットなど。SNSを活用している場合は、URLなど
 閲覧のできる方法をお知らせください。

※郵送申請の際は、『推薦書兼申請書』、『添付書類』は、ホチキスで留めず、クリップでまとめてください。

選考及び決定

(選考方法)

  • 提出を受けた書類に基づき、理事長が委嘱する選考委員会において、書類選考を行います。
  • 応募しめきり後、選考の一環として、さらに詳しい資料を提出いただくか、事務局が聴き取りをする場合がございますのでご協力ください。
  • 選考委員会の答申に基づき、理事長が贈呈先を最終決定します。選考の経過や内容に関するお問い合わせには応じかねますので、ご了承ください。

(贈呈式)

  • 2026年3月初旬に開催する予定です。
    受賞者は、贈呈式にご出席いただけることが条件となります。
    受賞者より挨拶をしていただきます。
  • 顕彰先は、山形新聞紙上や山形放送のニュース番組で紹介されます。山形新聞、山形放送の取材へのご協力をお願いいたします。
  • 採否の結果は、決定後、文書等にて通知いたします。(2月以降)

▼以下に該当した場合は、決定を取り消すことがあります。
*申請書に虚偽の記載があることが判明した場合
*団体およびその構成員の反社会的行為や事実が判明した場合

お問い合わせ・申請書等提出先

公益財団法人山新放送愛の事業団事務局
〒990-8555山形市旅篭町2丁目5番12号 山形放送総務部内
TEL:023-622-2020 FAX:023-625-4738(平日月~金のみ9時30分~17時30分)

〇E-mail:jigyodan@ybc.co.jp

※メールの件名を、『2025愛の鳩賞・(+候補者名)』としてお送りください。

※データ容量が大きい場合は分割して送信してください。
件名を『2025愛の鳩賞・(+候補者名)1.2.3・・・』として送信順に番号を付けてください。

※『活動実績がわかる資料』をメールで送信できない場合は、郵送してください。その際も『推薦書兼申請書』はExcel保存形式で必ずお送りください。

【参考】顕彰実績

別紙、受賞者一覧もご覧ください。

□障がい者福祉

  • 障がい者自立支援作業所を開設運営
  • 失語症を自ら克服、他に苦しむ人達を支援する団体とその治療制度確立に注力
  • 自らの障害を克服し、介護福祉士資格取得と障がい者の自立支援施設を開設
  • ボランティア活動の指導育成を行う高校講師が、自らも障がい者施設で奉仕
  • 視覚障がい者のガイドヘルパーや外出支援に40年以上にわたり活動
  • 脳幹出血による重度の障害を持ちながら、福祉学習などに取り組む活動
  • 音訳、点訳、手話通訳、要約筆記など10年以上のボランティア活動
  • 自閉症児の個別指導、県内療育支援ネットワーク組織設立への家族支援
  • 知的障害者、引きこもり・不登校の若者、発達障がい者の自立支援活動
  • 介助犬の育成・普及と高齢者施設等でのアニマルセラピー活動
    (※動物保護を主たる目的とするものではありません)

□学生ボランティア(以下を総合的に行うもの)

一人暮らし高齢者宅の除雪、高齢者施設での傾聴、幼稚園、保育所、図書館等での絵本や紙芝居読み聞かせ、地域行事への協力、学校周辺や地域の美化活動、重度障害者を対象にした療育キャンプ活動、屋外への外出サポート

□その他

  • フードバンクやフードパントリー活動のため法人を設立
  • 子育ての悩み事相談や交流の場を開設し、行政や関係機関と連携した活動
    (※毎週1回、または月に数回以上定期に行っているもの)
  • 高齢者福祉施設へ継続的な慰問活動と地域美化活動に積極的に取組む労働組合
  • 行政・福祉施設などと連携したミニデイサービス

以上

鳩マーク