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No.18
(2015/12/22 Update)

平成27年度「愛の鳩賞の贈呈式」が行われました

地域福祉活動に尽力した2団体1個人をたたえた2015年度愛の鳩賞贈呈式=山形市・山形メディアタワー

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愛の鳩賞(主催・公益財団法人山新放送愛の事業団、山形新聞、山形放送)の2015年度贈呈式が14日、山形市の山形メディアタワーで行われ、地域福祉やボランティア活動に長年尽力してきた2団体1個人をたたえた。
 受賞したのは、舟形町高校生ボランティアサークル「ふなっ子」(同町、大場裕太代表)、日本ALS(筋萎縮性側索硬化症)協会県支部(山形市、行方幸雄支部長)と、飯野美世枝さん(三川町)。県民から寄せられた11件の推薦の中から選ばれた。
 「ふなっ子」は町内の子どもたちとの交流活動や高齢者・障害者福祉施設でのボランティア活動を続けている。「日本ALS協会県支部」は、患者や家族が医療従事者と共に病気への理解拡大や患者家族の負担軽減に取り組んでいる。飯野さんはNPO法人はんどめいど糸蔵楽(いとくら)の理事長として、知的障害者に就労の機会や住民との交流の場を提供している。
 贈呈式で、愛の事業団理事長の寒河江浩二山形新聞グループ経営会議議長が「皆さんは民間サイドで地道に、かつ先駆的な福祉活動を続けてこられた。今回の受賞を機にさらに活動の輪を広げ、地域福祉の向上に尽力してほしい」とあいさつ。選考委員長の桑嶋誠一山形新聞常務販売局長が選考経過を報告。各受賞者に寒河江理事長が表彰状と副賞、本間和夫山形放送社長がレリーフを手渡した。
 来賓の駒林雅彦県健康福祉部次長と斎藤順治山形市副市長の祝辞に続き、受賞者代表の飯野さんが「賞に恥じないように頑張っていく。家族、職員、ボランティアの皆さんと喜びを分かち合いたい」とお礼の言葉を述べた。
 来賓としてほかに青山永策県社会福祉協議会長、山川秀秋県文化財・生涯学習課長、斉藤渉舟形町教育委員会教育長、遠藤淳士三川町健康福祉課長が出席した。

(2015年12月15日 山形新聞)

15年度愛の鳩賞の贈呈式集合写真

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