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No.31
(2017/12/26 Update)

2017年度「愛の鳩賞」の受賞者が決定しました

地域福祉・ボランティア活動に尽力した2団体1個人をたたえた2017年度愛の鳩賞贈呈式=山形市・山形メディアタワー

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愛の鳩賞(主催・公益財団法人山新放送愛の事業団、山形新聞、山形放送)の2017年度贈呈式が18日、山形市の山形メディアタワーで行われ、新庄南高図書委員会(新庄市)と鶴岡点字サークル(鶴岡市、阿部玲子代表)、NPO法人県視覚障害者福祉協会事務局でガイドヘルパーの清水マサ子さん(山形市)の地道な地域福祉・ボランティア活動をたたえた。
 受賞した2団体1個人は県民から寄せられた10件の推薦の中から選ばれた。新庄南高図書委員会は新庄市立図書館の定期イベント「おはなし会」の運営を長年担当し、絵本や紙芝居の読み聞かせを通して子どもたちに本の魅力を伝えている。鶴岡点字サークルは文字を点字にする「点訳」などを通して視覚障害者のコミュニケーションを支援、小中学校での体験学習にも協力し福祉教育に寄与している。清水さんは県視覚障害者福祉協会の事務局を務めるほか、目が不自由な人の外出を手助けするガイドヘルパーとして40年以上活動している。
 贈呈式で、愛の事業団理事長の寒河江浩二山形新聞社長(山形新聞グループ経営会議議長)が「民間サイドのボランティアは非常に心強い存在であり、多様化する地域社会や福祉の課題解決に重要な役割を担っている。当財団もできる限り支援していく」とあいさつした。続いて選考委員長の佐藤秀之山形新聞常務編集局長が選考経過を報告。寒河江理事長が受賞者に表彰状と副賞を、本間和夫山形放送社長がレリーフを手渡した。
 来賓の鈴木仁県地域福祉推進課長と斎藤順治山形市副市長が祝辞を述べた後、受賞者を代表し、鶴岡点字サークルの阿部さんが「この栄誉を機に、受賞者は気持ちを新たにそれぞれの分野でなお一層努力、精進していきたい」と決意を語った。
 来賓としてほかに青山永策県社会福祉協議会長、阿部好弘県文化財・生涯学習課生涯学習振興室長補佐、斎藤秀雄鶴岡市福祉課長、高橋一枝新庄市立図書館長が出席した。


愛の鳩賞[2017年度]

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